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【映画】劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン【感想】【ネタバレ注意】

りり︰ねえ、ヴァイオレットの映画行こうよ


妹氏︰ええで


というわけで
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2020年9月19日に
劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(舞台挨拶LV付)
見に行ってきました!!

ネタバレ注意です!

はじめに

萌々りり:このブログの主。
京都アニメーションさんの大ファン。例の事件の日から1週間寝込み、現在でも思い出すたび涙が出てくるぐらいのファンで、京アニさんが制作されているアニメはすべて視聴済。CLANNADは人生

妹氏:りりの妹。
京アニは半分ぐらい見てるオタク、そして腐女子。一番好きな京アニアニメは多分Free!。Freeを見てから京アニ作品をよく見る様になり、ヴァイオレット・エヴァーガーデンは今年の春、Netflixで一気に見てハマった人。外伝は今回の劇場版後にNetflixで視聴。

前日までの行動

9月16日、もともと20日に見に行く予定だった劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン。しかしこの日、妹から突然連絡が。

妹氏︰19日予定空いたから舞台挨拶のLVついてるやつ見に行こうよ

と言うわけで、急遽舞台挨拶付きのを見に行くことに。私は朝に強いが、妹は異常に弱いので昼過ぎ、13時10分からの回を予約成功。
大阪のなんばパークスシネマということで、すぐに満席になるにもかかわらず、一番取りたかった席を取れたので勝ちました。


前日の18日、私りりは現在住んでいる東京から、生まれ育った大阪へ。4連休のうち21日は従姉妹の結婚式があり、そのために帰省。最近はこんな現状ということもあり、映画自体ヴァイオレットの外伝以来、約1年ぶりだが、誰かと映画を見ること自体めちゃくちゃ久しぶりに見ることに。

映画が始まるまで

映画は昼過ぎということで、少し早めに難波へ。
妹が行きたいというカフェに行くことに。
それがこちら

r.gnavi.co.jp
カフェアンノン

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ミックスジュースと普通NONというパンケーキを頂きました。
普通NON……。パンケーキの名前が全て〜〜NONってなってるのですが、関西弁を交えてるのでしょうか……?偶然?
そして大阪といえば、こちらミックスジュースですね。カフェのドリンクメニューの一番先頭にミックスジュースがあると、あ、大阪だーって感じます。

なんばグランド花月の近くにありましたが、結構入り組んだ道でわかりづらい場所にあるにもかかわらず、11時オープンで11時10分ぐらいに到着したのにすでに窓側の席は埋まっており、12時頃には満席ということで、なかなかの人気店でした。席数がそもそも少ないんですけど……。外にはQライン用のスペースも確保されていたので、人気のカフェなんですかね。私はそういう映えスポットは無知なのでわかりません。

映画館へ

12時半になんばパークスシネマへ。
すでにたくさんの人が時間待ちをしていて、劇場内へ案内されるまでにパンフレットは買っておく派なので買いに売店へ。

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こんなに表紙がまっさらなパンフレットは珍しいですよね。
だいたいパンフレットは終わってから買われる方が多いと思いますが、かなり並ぶこともよくあるのでできる限り先に買ってしまいます。と言っても、買うのは好きなアニメの劇場版作品とコナンぐらいなんですが。
ちなみに、物販はほぼすべて売り切れておりました。すごいですね……。残っていたら何か買おうと思いましたが、パンフレットしか買えませんでしたね。

12時40分、早めですが劇場内へ案内がありました。コロナの影響なのか、満席だったからなのかはわかりませんが……。
コロナの影響で満席とはいえ、1席ずつ空けての着席だったため凄いゆったり座れました。コロナは嫌いですが、座席感覚はずっとこのままでいてほしいと思ってしまう……笑

始まるまでの予告映像で気になったのはARIAと魔女見習いをさがしてですね。
ARIAは中学生の時にアニメを見ました。心温まるアニメですよね。高校生の時に実際にヴェネツィアに行ってゴンドラに乗ったんですが、ARIAだーって思いました……。懐かしい。実際あんなにきれいではないですけどね。
魔女見習いをさがしては今月でしたっけ?早くみたいですね。私の誕生日の翌日が本来の公開日だったので、自分への誕生日プレゼントに!と思っていたら延期となり……。やっと見に行けます。私の学年は小1になる頃におジャ魔女どれみが始まったド世代民なので、これは見るしかないと思っております。

映画本編(ネタバレ注意)

始まり5分で泣いて、中盤で泣いて、最後に泣いて、舞台挨拶で泣きました。
大まかに分けて4回泣きましたね。こんなに泣けるとは……いや、泣くつもりで行ったのですが。

まずストーリー。始まりは誰?って子が出てきます。その子は本編の伝説回にでてきた少女アンの孫。つまり本編から何年も先から始まります。そして、その孫は両親とうまく行っておらず、そんな時にアンに宛てた母親からの50年分の手紙を見つけます。その時の回想でまず5分で泣けるってことですね。
そして、ヴァイオレットがこの手紙を書いたことを知り、孫はCH郵便社へ向かうことに。

そしてヴァイオレットの時代へ。
ヴァイオレットが18歳で仕事を辞めた理由を追うストーリーが始まります。
本編では14歳だったヴァイオレット、それから外伝を経て、18歳になったヴァイオレット。やはり本編よりは大人びてますね。もともと大人びている子ですけど。
外伝では完成していなかった電波塔。これも未来では完成しておりますが、こちらでもまだ未完成。しかし、電話が普及し始めていました。
ちなみに未来では、字がかけない人もいなくなっており、手紙を書く仕事はもう無くなってるとのこと。


CH社で働いてるヴァイオレットは、1人の少年ユリスから仕事を依頼されます。
その少年は病気で入院しており、自分が死んだあとに両親と弟に渡す手紙を書いてほしいとのこと。それを死んだ当日に三人に渡すと約束します。
ヴァイオレットは以前にも同じような依頼を受けたことを思い出し、涙を拭います。ここは石川由依ちゃんが、舞台挨拶でヴァイオレットの成長したシーンだと言っておりました。アンの時は涙を我慢してましたよね……。
そして、すべての手紙を書き終わったところで、もう一人書きたい人がいる……。と告げます。それが、ユリスの親友のリュカ。しかし、手紙を書こうとしたが発作が起きて、その日は書くことはできず。

そんな仕事の依頼を受けてる途中で、ヴァイオレットはホッジンズからギルベルトが見つかったかもしれないと、とある島にいるかもしれないと教えられます。
二人は、その島へ向かうことに。

ギルベルトは島で先生をして、まずはホッジンズが対面することに。しかし、ヴァイオレットとは会いたくないと。
ヴァイオレットも会いたいと扉越しに伝えるが、帰れと言われ、会えないままその日はその島で過ごすことに。翌日また出直すことに。
ところが夜、ユリスが危篤だと知らされます。ヴァイオレットは、ユリスと死んだその日に手紙を渡すと約束した為、急いで戻ろうとします。しかし、戻るにも3日はかかるし、大雨で海は大荒れ。ヴァイオレットは、CH社にいるアイリスとベネディクトに連絡し、手紙を届けてもらうことに。
そしてもう一つ、リュカへ書く手紙はまだ書いていない。ベネディクトはリュカを迎えに行くが、このままでは間に合わない。
ベネディクトは電話でリュカとユリスを繋ぎ、最後に会話します。
そしてユリスは亡くなり……。3人に手紙を渡します。
このシーンで2回目の涙。生きてるうちにしか伝えられないこと、それを電話で伝えるシーンと、亡くなってからも伝えられる手紙。泣くわ。


翌日、ヴァイオレットはギルベルトに会うことを辞め、戻ることに。その代わり、ギルベルトの生徒にギルベルト宛の手紙を渡します。
ヴァイオレットがギルベルトへ宛てた手紙。ギルベルトはそれを受け取り、読みます。そして、その手紙を読み終わったギルベルトは、ヴァイオレットのところへ駆け出します。
このシーン、ギルベルトは声に出して手紙を読みますが、舞台挨拶で監督が実は手紙の最後、声に出していない一文がある。この一文がギルベルトの心を揺さぶった文なので、いつかどこかで教える とのこと。
やはり予想は「愛してます」だと思う……けど、どうでしょうね。
ヴァイオレットはこれまで 愛してる と言ったことが無いんですよね。なのでそうなのかな?と思うのですが……。どうなんでしょうね。

ヴァイオレットはすでに船に乗り込み、帰るところでした。そこにギルベルトが。ヴァイオレットは船から飛び降り、ギルベルトのところへ。
そして泣きすぎて何も喋られないヴァイオレットと、愛してると告げるギルベルト。
このシーンで私も号泣。
このシーンすごいよ。作画。海が実写レベル。

そして、ヴァイオレットは今請け負っている仕事を全て終わらせた後、この島でギルベルトと生きていくことに。

これが、ヴァイオレットの人生。


そして冒頭の少女へ。少女は両親に手紙を書くことに。




というストーリーでした。
めちゃくちゃ飛ばしてるのですが。だいたいこんな感じでした。

感想

まず最初に言わせてください。
この作品に関わったすべての方、大変な時期が続き、こんな時期にもかかわらず、こんなに素晴らしい作品を作ってくださり、ありがとうございました。わたしの人生で、ヴァイオレット・エヴァーガーデンという素晴らしい作品に出会えたことはとても幸せです。

人によって感じ方は違うと思いますが、私がこの作品で感じた感想として、
伝えられるときにしか伝えられないこと、言葉で直接伝える素晴らしさ、手紙なら直接じゃなくても伝えられること、自分がいなくなったあとでも手紙で残せる気持ち。その大切さが全て込められた作品だと感じました。
とにかく幸せになれる、心が温まるそんな作品でした。ヴァイオレット・エヴァーガーデンはこれで完全に完結ですが、凄いきれいに終わったので終わることは寂しいですしこれの更に続きや外伝などが見れるなら嬉しいですが、自ら求めることは無いぐらい満足した終わり方でしたね。
そして……流石といいますか、作画が素晴らしすぎましたね。ヴァイオレット・エヴァーガーデンはテレビアニメでも劇場版?ってぐらい凄いんですが、劇場版はそれを超える作画……。ほんとうに、素晴らしい作品をありがとうございました。この作品に出会えてよかったです。
そして言わせてください。わたしはこのヴァイオレット・エヴァーガーデンという作品、そして京都アニメーションさんを、心から愛しています。
これからも、応援しています。


映画のあと

r.gnavi.co.jp

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なんばパークスの映画館の真下ぐらいにあるスターバックスで妹と感想を言い合ってました。

二人とも声を揃えて 今年終わってないけど今年一番の映画だった。

でした。

ほんとうにとても良かったです。